上越市・糸魚川市・妙高市・柏崎市・新潟県全域の皆様へ【障害年金申請をお考えの方へ】
『「誰にも言わず、ただがんばってきた」──膜性腎症と共に歩んだ60代女性、静かな闘いと障害年金受給までの道のり』
「病気のことは、あまり人には話してきませんでした」
振り返れば、小学校5年生で尿たんぱくを指摘されたときから、体は少しずつ、確かに変わっていたのかもしれません。けれどもご依頼者様は、「普通に」生きてきました。進学し、就職し、転職し、そして母の介護をしながら働き続けてきました。
むくみや倦怠感があっても、「年のせいかもしれない」「疲れているだけかもしれない」と、病気と名づけず、黙って乗り越えてきたのです。症状が目立たず、受診の間隔も空き、カルテが廃棄されている──こうした方が障害年金を申請するには、大きな壁があります。
最大の課題は「初診日の特定」でした。私たちは、記録が残っていない時期の受診状況を、ひとつずつ丁寧に紐解いていきました。それでも、受診歴の経緯や生活状況を丹念に聞き取り、時系列を整理したうえで、矛盾のない申立書を作成しました。
医療機関名、受診日、転院の理由や生活背景などを丁寧に補足しながら、状況を制度側に正しく伝える工夫を重ね、最終的に申立てた初診日が認められました。
──時間はかかりました。
ですが、それでも申請をあきらめず、一緒に歩んでくださったご依頼者様の姿勢が、結果に結びついたのです。
現在、週3回の透析を受けながらの生活。通院のたびに疲労感が強く、重い荷物を持つことも、腕に負担のかかる調理や買い物も困難です。食事の内容や水分量も細かく制限され、日々の暮らしは常に「気をつかうこと」の連続です。それでも、ご依頼者様はこう言ってくださいました。「これからの生活を支える土台ができて、ほっとしています」
当事務所は、こうした“声にならない声”をていねいに受け止めながら、制度に届く言葉へと変えていくことを使命としています。目立たない症状で長年がんばってきた人ほど、制度から取り残されがちです。でも、あきらめないでください。記録がなくても、通院していない時期があっても、可能性はあります。これは、特別な誰かの話ではありません。
もしかしたら、あなたの物語にも、似た歩みがあるかもしれません。あなたのこれまでを「きちんと伝える」ために、私たちがいます。ご不安があれば、どうか一度ご相談ください。
初回申請はもちろん、不服申立て(審査請求・再審査請求)のご相談にも応じています。
「障害年金が不支給に…」「納得できない等級に…」
そんなときも一人で悩まずご相談ください。
障害年金専門の社会保険労務士として、あなたの想いが正しく伝わるよう、全力でサポートいたします。
あきらめる前に、一度ご相談を。
あなたが納得できる結果を目指して、全力でサポートします。