この方は、大学生の頃から幻覚などの症状が出現。治療を継続していますが、現在も症状に悩まされ、日常生活に支障をきたしていました。就労も困難であることから、障害年金の申請について検討されました。統合失調症については、妄想・幻覚などの異常体験や、自閉・感情の平板化・意欲の減退などの陰性症状(残遺状態)の有無について考慮されます。陰性症状が長期間持続し、自己管理能力や社会的役割遂行能力に著しい制限が認められれば、認定が得られる可能性が考えられます。
統合失調症で申請について不安を感じておられる方はお気軽にご相談ください。