上越市・糸魚川市・妙高市・柏崎市・新潟県全域の皆様へ【障害年金申請をお考えの方へ】
『何度も諦めかけたその先に』一度は不支給となった30代女性が、障害年金の認定を受けるまでの歩み
「以前、自分で申請したけれど、認めてもらえませんでした」初めてご相談に来られたとき、その方は静かにそうおっしゃいました。30代の女性。統合失調症と向き合いながら、長い年月を過ごしてこられた方です。このたび、その方の障害年金が認定されました。同じように「一度ダメだったから」と諦めかけている方に、読んでいただければ嬉しく思います。「うまく伝えられない」ことが、いちばんの壁でした統合失調症は、症状そのものが「困りごとを人に説明する力」を奪ってしまうことがあります。「他人から悪口を言われているように感じる」「声が聞こえる」「疲れやすく、何かを始めても続かない」。ご本人にとっては毎日の現実でも、それを書類の上で、初めて読む審査担当者に伝わるように表現するのは、とても難しいことです。最初の申請が認められなかったのは、症状が軽かったからではなく、日々の生活の大変さが十分に伝わらなかったからかもしれない。私たちはそう考えました。
<私たちが行った取り組み>
① まず、「なぜ不支給だったのか」を確かめました。
同じ道を繰り返さないために、日本年金機構が保有する、前回の審査の経緯が分かる書類(認定調書)の開示を請求しました。どこが評価されず、何が足りなかったのか。原因が分からないまま再申請をしても、同じ結果になってしまうおそれがあるからです。「前回の結果を一緒に読み解くこと」は、ご本人にとっても、気持ちを整理する大切な時間になりました。
② 転院を重ねた長い通院歴を、一つひとつ整理しました。
この方は、進学や就職、転居などの事情から、これまで複数の医療機関で治療を受けてこられました。障害年金では、どの時点から治療が始まったのかが非常に重要です。ですが、年月が経つほど記録はあいまいになり、ご本人の記憶だけでは追いきれません。そこで、診察券やお薬手帳の写しなどを一緒に確認し、受診の流れを時系列で丁寧に組み立てていきました。ばらばらだった過去が、一本の線としてつながっていきました。
③ 「できないこと」を、時間をかけてお聞きしました。
食事の準備や入浴、睡眠のリズム、人との関わり、外出時のつらさ。ご本人にとっては「いつものこと」なので、問われなければ話題にもならないような、日常の細かな困りごとに耳を傾けました。一度に聞き出そうとはせず、体調に合わせて少しずつお話を伺いました。つらい記憶に触れる場面では、無理をなさらないよう配慮しながら進めました。そのうえで、病歴・就労状況等申立書には、時期ごとの症状と生活状況の変化を、事実に基づいて具体的に書き込みました。
④ 支援を受けていた事実も、きちんと証拠として残しました。
生活面で公的な支援を利用されていた時期があり、その際の領収書も残っていました。それは、ご自身だけでは生活が成り立たなかったことを示す大切な裏付けです。些細に見える資料でも、見落とさず申請書類に領収書の写しを添付しました。
<認定の知らせを受けて>
結果が届いた日、ご本人からは安堵の言葉をいただきました。「自分のつらさを、ちゃんと分かってもらえた気がします」私たちが何より嬉しかったのは、金額や等級以上に、その一言でした。障害年金を受け取ることに、後ろめたさを感じる方もいらっしゃいます。けれど、これはこれまで保険料を納めてこられた方、あるいは納める前から病気と向き合ってこられた方が、安心して暮らすために用意されている制度です。遠慮なさる必要はありません。ところが現実には、制度の複雑さや、「うまく伝えられない」という病気の特性のために、その権利を手にできずにいる方がいらっしゃいます。それが、私たちにはどうしても悔しいのです。
<一度「不支給」になった方へ>
もし今、あなたやご家族が次のような状況にあるなら、どうか一人で抱え込まないでください。
・自分で申請したが、不支給になった。
・何度も転院していて、初診の時期や記録が分からない。
・症状をどう書けばいいのか分からない。
・調子が悪く、書類を整える気力がない。
・「自分は対象にならない」と思い込んでいる。
不支給となった理由を確認し、改めて準備をすることで、結果が変わる可能性もあります。もちろん、必ず認定されるとお約束することはできません。それでも、あなたの状況を正確に、丁寧に伝えるお手伝いは、全力でいたします。
<最後に>
ご相談にお越しになる方の多くは、「こんなことで相談していいのだろうか」と迷いながら、勇気を出して扉を開けてくださいます。その勇気に、誠実にお応えすること。それが私たちの仕事です。
初回のご相談は無料です。お電話でもメールでも、ご家族からのご相談でも構いません。体調のよいときに、ほんの一言からで結構です。あなたのこれまでの歩みを、ぜひ聞かせてください。