この方は、以前障害年金を支給停止され、その後２回自分で申請するも不支給の決定を受けておられました。まったく就労ができず、社会復帰の目途も立たないため、障害年金をまた受給できないかと弊所にサポートを依頼されました。
まずは前回申請したときの書類の取り寄せ、うまくいかなかった理由を確認することから始めることにいたしました。この方の申請は１からの申請ではなく、支給停止事由消滅届の提出でした。障害年金の更新で不支給になっている方が、再び障害年金を受けられる程度になったときは、支給停止事由消滅届を提出することにより、支給の再開を求めることができます。これは新たに現在の状態を記載した診断書により、現在の状態について審査を受け、等級に該当する判断された場合、今後の支給が再開されるものとなっています。この方の場合、改めて脳神経外科を受診し、しっかり診断を受けた上で診断書を作成していただきました。一時的には停止になっていましたが支給が再開され、ご本人、ご家族も安堵されていました。