上越市・糸魚川市・妙高市・柏崎市・新潟県全域の皆様へ【障害年金申請をお考えの方へ】
『発達特性とともに歩む——注意欠如・多動症で障害基礎年金2級を認定された方のケース』
今回ご相談をいただいた方は、幼い頃から努力では埋められない生きづらさを抱え続けていました。勉強・対人関係・仕事、そのどれもが「頑張っているのに上手くいかない」という壁にぶつかり続け、自分の力不足だと責めてしまう日々が長く続いていました。ほんとうは必死に踏ん張っているのに、その苦しさが周囲に伝わらないまま誤解され、“できない自分”にさらに追い詰められていく──そんな状態に陥っていました。
ご相談を受けたとき、本人は「どう説明すればいいのか分からない」「うまく話せない」と強い戸惑いを抱えておられました。長年の生きづらさを言葉にすること自体が負担になり、必要な情報が整理できないまま気持ちだけが溜まり続けていたのです。障害年金の手続きは、そうした方にとっては想像以上に重く、精神的にも大きなハードルになります。
そこで弊所では、本人が語りきれない部分に丁寧に耳を傾け、生活のひとつひとつを一緒に整理しながら、「何がどこで、どのように困りごととして現れているのか」を、無理のない形で言語化していきました。ただ事実を羅列するのではなく、日常の流れの中で起きている“見えないつまずき”を一つずつ拾い上げ、それが本人の生活と心にどう影響しているのか、読み手に届く言葉へ丁寧に整えました。
注意欠如・多動症の方が直面する困難は、外から見ると「気の持ちよう」「努力不足」に誤解されやすいものです。ですが実際には、本人の意思や根性とは無関係に起きてしまう障害特性であり、それが生活を深刻に揺るがしていきます。今回も、職場で何度も限界まで頑張り続けた結果、心身がついていかず、休職せざるを得ない状況に追い込まれていました。それでも本人は「もっと頑張らなきゃ」と自分を責めてしまう──その姿に触れ、どうしてもこの苦しさを正しく伝えたいという思いで文章を組み立てました。
医師が短い診察の中では把握しきれない部分も丁寧に補い、診断書の参考資料も整えながら、実際の生活の困難が適切に評価されるよう細心の注意を払いながら申請を進めました。その結果、今回の障害基礎年金2級の認定につながりましたが、これは本人が長年抱えてきた「報われなかった努力」と「伝わらなかった苦しさ」が、ようやく形として認められた瞬間だったと思います。
うまく説明できなくても大丈夫です。
話すことが苦しくても大丈夫です。
言葉にならない生きづらさでも、しっかり伝わる形に整えるお手伝いをするのが、弊所の役割です。
「自分の苦しさは伝わらないのではないか」と不安を感じている方こそ、一度ご相談ください。
あなたが抱えてきた本当のしんどさを、一緒に汲み取り、丁寧に言葉へと紡いでいきます。
初回申請はもちろん、不服申立て(審査請求・再審査請求)のご相談にも応じています。
「障害年金が不支給に…」「納得できない等級に…」
そんなときも一人で悩まずご相談ください。
障害年金専門の社会保険労務士として、あなたの想いが正しく伝わるよう、全力でサポートいたします。
あきらめる前に、一度ご相談を。
あなたが納得できる結果を目指して、全力でサポートします。