上越市・糸魚川市・妙高市・柏崎市・新潟県全域の皆様へ【障害年金申請をお考えの方へ】
「一人暮らしという不利な要素を補足するために作成した別紙による詳細説明について」
長年にわたり深刻な生活のしづらさを抱えてこられた方から、うつ病による障害年金についてご相談をいただきました。日常生活では、食事の準備や買い物といった基本的な行動がほとんど行えず、清潔保持も難しい状態が続いており、外出が困難なため社会とのつながりはほぼ途絶えていました。対人不安が強く、通院時にも医師に症状をうまく伝えられないことが大きな悩みとなっていました。また、病院の変更や治療の中断が複数回あり、「自分の状況をどう説明すればよいのか分からない」という不安でいっぱいの状態でした。
ご本人は事情があって一人暮らしを続けざるを得ない状況にありましたが、障害年金では一般的に「一人暮らし=ある程度自立している」と誤解され、認定が不利になることがあります。実際には自立どころか、食事、金銭管理、生活の維持のすべてにおいて困難を抱えておられました。そのため当事務所では、申請にあたって特に重要なポイントとして、「一人暮らしに至った経緯および現状について」という別紙を独自に作成し、申請書類に添付しました。一人暮らしに見える背景には、人間関係の断絶や支援が得られない事情があり、生活の多くが成り立たなくなってしまっていることを、審査側に誤解なく伝えるための重要な資料となりました。
それと並行して、ご本人が話せる範囲で丁寧に現状とこれまでの経過を伺い、長期間の病歴を分かりやすい流れとして慎重に整理しました。ご本人がこれまで十分に伝えられなかった症状や日常生活の困難を具体的に言語化し、審査側が理解しやすい形に整えていくことに力を注ぎました。通院時に医師と十分な会話ができない状況を踏まえ、診断書作成の参考となる資料もこちらで準備し、ご本人が説明しきれない部分を補えるよう工夫したことで、病状の実態を的確に反映した診断書につながりました。
病歴・就労状況等申立書では、現在の生活がどれほど制限されているのかを自然な文章で細やかに表現し、食事が単調で栄養が偏り、自発的な行動がほとんど起こせない状況や、金銭管理が難しく生活の維持が不安定であること、対人関係の障害により社会参加が全くできない現実を実情に沿って丁寧に文章化しました。誇張することなく、しかし読み手に生活像が伝わるよう細部まで整えたことで、審査側に「一人暮らしという表面的な状況では判断できない深刻な生活障害」が明確に伝わる内容となりました。
こうした支援の積み重ねにより、複雑な経過の中で見えにくくなっていた生活上の困難さが正しく評価され、無事に障害年金の認定につながりました。ご本人からは「自分では到底まとめられなかった内容を丁寧に形にしてもらえた」「長い間苦しんできた状況をようやく理解してもらえた」と安堵のお声をいただきました。
精神疾患の障害年金申請は、「何を伝えるべきか分からない」「一人暮らしだから無理だと思っていた」という不安を抱える方が非常に多くいらっしゃいます。当事務所では、そのような方にも寄り添い、ご本人の状況を丁寧に受け止めながら、本来受けられるはずの支援につなげていくことを大切にしています。お一人で悩まれている方も、どうぞ安心してご相談ください。複雑な事情のあるケースでも、受給につながるよう全力でサポートいたします。
初回申請はもちろん、不服申立て(審査請求・再審査請求)のご相談にも応じています。
「障害年金が不支給に…」「納得できない等級に…」
そんなときも一人で悩まずご相談ください。
障害年金専門の社会保険労務士として、あなたの想いが正しく伝わるよう、全力でサポートいたします。
あきらめる前に、一度ご相談を。
あなたが納得できる結果を目指して、全力でサポートします。