この方の場合、初診が10歳時のA病院の場合で、17歳で受診したB病院の証明がある場合、障害認定日は20歳到達日以前であることが確認できるため、A病院の証明は不要でした。(B病院の受診前に厚生年金加入期間がない場合)
障害認定日当時は、専門学校に通っていて、一人暮らしであったことを不安要素に思われていましたが、無事に障害基礎年金2級の認定を得ることができました。
専門学校生であることを明記し、学校の名前や在籍期間、またアルバイトやパートタイムの仕事がある場合は、その詳細も記入する。一人暮らしの状況については住所、居住期間、家賃や生活費の支払い方法、家事や日常生活の状況、家族の援助や福祉サービスを受けていないか等を具体的に記入するが必要があります。
これらを明確にすることにより、一人暮らしであっても認定が得られる可能性は考えられます。
また、この方は遠方の方でお電話やメール、郵便等で申請サポートさせていただきました。子供の頃からの様子をメモにまとめていただいたため、スムーズに申立書を作成することができました。また診断書もしっかりとした内容のものを作成いただくことができました。