上越市・糸魚川市・妙高市・柏崎市・新潟県全域の皆様へ【障害年金申請をお考えの方へ】
『真面目に働いてきた人ほど、自分の苦しさを言葉にできないことがある。』
職場でトップの成績を収めたことで、かえって孤立が始まりました。
コールセンター業務に従事していたご依頼者様は、年間トップ賞を受賞するほど誠実に仕事に取り組んでいました。しかし受賞直後から職場の人間関係が一変し、上司や同僚から情報共有を遮断され、孤立させるような言動が繰り返されるようになりました。
さらに同年、勤務先の元請会社で不祥事が相次いで発覚。当事者でもないにもかかわらず、最前線で顧客への謝罪対応を連日強いられました。自分には何の責任もない出来事に対して、ただひたすら頭を下げ続ける日々——精神的な消耗は限界を超えていきました。
やがて朝の起床が困難になり、出勤前から吐き気や動悸が現れるようになりました。業務中も集中力が著しく低下し、勤怠が乱れ始め、令和6年7月に「うつ病」と診断を受けました。その後も症状は改善せず、同年10月に退職を余儀なくされました。
退職後も症状は悪化の一途をたどりました。布団から出られない日が続き、食事・入浴・服薬の管理まで、夫の全面的な支援なしには一日も過ごせない状態となっていました。「家族に迷惑をかけている」という自責の念がさらに症状を深め、将来への展望は完全に閉ざされていました。
通院はリモート診療で何とか継続していましたが、診察の予定時間に起きていることすら困難な日もあり、夫に起こしてもらい横になったまま受診することも度々ありました。服薬管理も自力では困難で、夫が毎回一回分ずつ手渡しで管理していました。その後、対面診察が必要との判断から地元の医療機関へ転院しましたが、受診当日でさえ夫の付き添いなしには外出できない状態が続いていました。
<弊所が取り組んだこと>
障害年金の審査において精神疾患のケースが難しいのは、症状の重さが外見からは見えにくく、書類に正確に反映されなければ実態よりも軽く評価されてしまうことがあるからです。弊所では以下の点に重点を置いて申請書類を整えました。
➀「できないこと」を具体的なエピソードで丁寧に言語化
入浴・食事・服薬・金銭管理・外出など、日常生活のあらゆる場面でどれほど夫の支援に依存しているかを、具体的な状況を交えて丁寧にヒアリングし書類に落とし込みました。ご本人が「これくらいは当たり前」と思っていた支援の実態も、審査上の重要な判断材料になります。
②発症に至った経緯を時系列で整理し、因果関係を明確に
職場での孤立、相次ぐ不祥事への謝罪対応という経緯を時系列で整理し、なぜこの方がうつ病を発症するに至ったかの流れを申請書類に反映しました。背景の理不尽さも含め、審査者に伝わるよう丁寧に記述しました。
③診断書の内容と日常生活の実態を一致させる
医師が把握しきれていない日常生活の細部を整理した資料を作成し、診断書に実態が正確に反映されるよう調整しました。診断書と申請書類の記載に乖離があると審査に不利になるため、この整合性の確認は欠かせない工程です。
④リモート初診・転院という複雑な通院歴でも初診日を確実に確定
東京の医療機関へのリモート初診から地元医療機関への転院まで、通院先が複数にわたるケースでも、受給権に直結する「初診日」を確実に特定・証明できるよう手続きを進めました。
⑤ご本人・ご家族の負担を最小限に抑えた申請サポート
外出困難・対人不安が強い状態であったため、やり取りはすべて非対面で完結しました。書類の収集・整理は弊所が主体となって行い、体調の波に合わせてご連絡のタイミングにも配慮しながら進めました。
障害年金の申請で最も大切なのは、ご本人の苦しさを正確に言葉にすることだと思っています。真面目に働いてきた方ほど、自分の状態を過小評価してしまいがちです。「これくらいで申請していいのか」と迷っている方こそ、まず一度ご相談ください。