上越市・糸魚川市・妙高市・柏崎市・新潟県全域の皆様へ【障害年金申請をお考えの方へ】
「“働いているから無理”ではありません──極めて限定的な就労環境下でも認定された、50代女性のうつ病ケース」
「私は働いているから、障害年金なんてきっと無理ですよね…」そうおっしゃった方でした。
これまで幾度となく体調の波に苦しみながらも、「生活のため」「家族のため」に、無理を重ねて働き続けてこられた方です。離婚後、子どもを育てながら、仕事と家庭を何とか両立させてきた日々。再婚後も義母との関係、子どもの障害、家族との関係性など、心をすり減らす出来事が重なり、心身は徐々に限界へと追い込まれていきました。体調の悪化と少しの回復を繰り返しながら、就労や育児、家事に向き合い続け、「自分のことは後回しにするしかなかった」と話してくださいました。
この方は、過去に一度、障害年金を申請されたことがありましたが、そのときは「不支給」。
「やっぱり私みたいな人は対象にならないんだ」と、何年も申請をあきらめていたそうです。
今回は、「状況をきちんと伝え直せば、可能性はある」と考え、あらためて病歴や生活状況、就労の実態について、丁寧に聞き取りを行いました。現在は、以前からの知り合いが営む職場で、体調を最優先にした柔軟な勤務調整のもと、月に数回・短時間のみ、軽作業に限定して働かれています。出勤日や業務内容は当日の体調で変更されることも多く、1日数時間の勤務でも、強い疲労によって帰宅後は動けなくなる日がほとんど。日常生活や家事は、主にご家族の支援に頼っている状況です。このように「極めて配慮された限定的な職場環境」であっても、継続的な就労は困難で、一般的な労働環境には適応できないという現実を、申立書で丁寧に説明しました。診断書の内容とも整合を取り、精神的・身体的な負担が生活全体に及んでいることが、読み手に伝わるよう、細心の注意を払いました。
──そして今回、障害年金の受給が認められました。「やっと、わかってもらえた気がしました」通知を手にしたときの、ご本人の安堵の表情が忘れられません。
障害年金の申請は、「働いているかどうか」だけで判断されるものではありません。
「どのような条件で、どれほど限定的な働き方か」「生活全体にどれほどの支障が出ているか」など、実態に即した丁寧な説明が不可欠です。精神疾患、とくにうつ病などは、外からは見えにくく、「働けているから対象外だ」とあきらめてしまう方も少なくありません。
でも私たちは知っています。それは「働けている」のではなく、「限界を超えて、なんとか耐えているだけ」だということを。障害年金の申請には、制度への理解と正確な情報整理、
そして何より、一人ひとりの声に誠実に耳を傾ける姿勢が求められます。
「もしかしたら、自分も対象かもしれない」そう思ったときが、動き出すチャンスです。
あなたの抱えてきた苦しみが、ようやく届くように──
私たちは、制度の向こうに“人”を伝える支援を、これからも大切にしていきます。
初回申請はもちろん、不服申立て(審査請求・再審査請求)のご相談にも応じています。
「障害年金が不支給に…」「納得できない等級に…」
そんなときも一人で悩まずご相談ください。
障害年金専門の社会保険労務士として、あなたの想いが正しく伝わるよう、全力でサポートいたします。
あきらめる前に、一度ご相談を。
あなたが納得できる結果を目指して、全力でサポートします。